こんにちは。西條祐樹です。
今日は、数年前からとても気になっていることを書きます。
何かというと、”これからの社会ってどうなるの?”という答えのないテーマです。
そして、だから何なの?っていう結論です。
日本の総人口は、2008年ごろを境に減少に転じ、当面の間65歳以上の人口割合は増え続け、生産年齢人口割合は減少し続けると予想されています。いわゆる人口減少・少子高齢化ですね。
日本という単位で見れば約15年前からですが、宮城県では2000年代前半、石巻地方では1980年代から始まっています。
総人口はグラフを見る機会があると思いますので、ここでは人口ピラミッドの変遷を動画でご覧いただきます。総人口の変遷や年代別人口割合の変遷のグラフよりも、少子高齢化を実感しやすいと思います。
宮城県の人口ピラミッドの変遷
出展 統計ダッシュボード、宮城県、1975-2050(2025以降は推計人口)
石巻市の人口ピラミッドの変遷
出展 統計ダッシュボード、宮城県石巻市、1980-2050(2025以降は推計人口)
私は昔から、このやり方は正しいのだろうか?この先も通用するのだろうか?といったことを考えてしまいます。というのも、人口増加時代に作り上げられた社会構造やビジネスモデル・組織は、何年も前から無理が生じていたはずで、これからの社会を動かす仕組みとしても、おそらく適当ではないのではないだろうか?このまま前例や慣習を踏襲し続けてよいのだろうか?という問題意識を抱き続けていました。
社会は大きく変化しようとしているように感じる一方で、変化を拒む力も感じます。何かを変えたり、新しく作り直したりするには大きなエネルギーが必要で、多くの場合、自然に変わることは少ないと思います。このままで良いとは思っていない方もいると思いますが、「変えられないと感じている」、「どうすれば良いかわからない」、「いまさら変われない」、あるいは「なるようになる。」が、現状の正しい理解かもしれません。
変化は、時として過去を否定し得ますし、最適解がわかっていたとしても、時にそれは残酷な結論にもなり得ます。
何が正解なのか、何が正しいのかはよくわかりません。最適解よりも調整解を優先してきたのかもしれません。
社会が大きく変化しようとしているのは間違いないと思いますが、明日から急に変わるわけではありません。今はまだ、時間をかけてゆっくりと少し変わるのかなと思います。
自分の正義や愛着をこじれさせない。
どうなるのかよくわからないこれからの社会。これが一番大切なのかもしれないなと思う、今日この頃です。
最後までお読みいただきありがとうございました。