地元を知って未来を語る

みなさん、こんにちは。西條祐樹です。

令和6年7月11日、2024年度みやぎ県民大学石巻専修大学開放講座の最終講座・閉校式が行われました。
(5回以上参加したので、なんと修了証書をいただきました!)

一人ひとりに何ができるのか、一人ひとりがどう生きるのか、考えるきっかけを大学で見つけ、まち・地域の将来について考え、意見を交わす。
そんなテーマに惹かれ、全6講座全て受講しようと決めたものの、諸事情により第1回から参加できず・・・。
(2回目以降は参加できました。)

今回、この開放講座を見つけ、受講しようと思ったきっかけは、私の最近の関心事である、”これからの社会ってどうなるの?”、というテーマに共通していたためです。
人口減少・少子高齢化といったおそらく解決できない問題に直面し、自分に何ができるのか?、会社で何ができるのか?、会社は何ができるのか?ここ数年私なりに向き合って参りました。

各講座のメニューである教育・コミュニケーション・健康、どれもここ数年、私が特に力を入れて取り組んできたことです。
その背景にあるのは地方都市における人口減少で、未来の街を考える必要性を感じていました。
第1回の梅山光広教授のコンパクトシティというハード面のお話から、最終回の庄司真岐教授のまちづくりのお話が、”人”に帰着したのが妙に腑に落ちました。

安全安心な人にやさしいまちづくり。目指す方向性は「豊かな心を育む」こと。
そのためには、積極的にコミュニケーションをとろうとする態度が重要。
これを支えるのが、教育であり、コミュニケーションであり、健康なんだと思います。
余白・余裕・一定の無駄とも思える時間や空間。
こういったものも重要ではないかと気づかされました。


この開放講座は、”一度立ち止まってみんなで考えようよ”、大学からのそんなメッセージにも聞こえます。

正解かどうかはわかりませんが、私は、”性別や年齢にとらわれず、全ての社員に等しく機会がある。”そんな会社を目指しています。

変化の大きい時代において、多様な視点や寛容な心を養い、持続可能な社会の実現に少しでも関わっていきたいと思います。

※開放講座の様子はこちら(石巻専修大学のHPにリンクしています)
若者世代と一緒に未来の街を考える ~モビリティ・環境・エネルギー・コンパクトシティ~ 理工学部機械工学科 梅山光広教授
地方都市における人口減少について考える 経営学部情報マネジメント学科 小松真治助教
未来を創る石巻STEAM教育とは 人間学部人間教育学科 新鶴田達也助教
信頼関係を築くコミュニケーション力の育て方 人間学部人間教育学科 横江信一特任教授
健康とまちづくり 人間学部人間文化学科 山内武巳教授
安全安心な人にやさしいまちづくり 経営学部経営学科 庄司真岐教授

※梅山光広教授、庄司真岐教授はTBCラジオのコメンテーターもされている方です。