皆さんこんにちは。西條祐樹です。
令和6年7月5日、東京エレクトロンホール宮城で開催された、(一社)宮城県測量設計業協会が主催する令和6年度若手社員研修に主催者側のスタッフとして参加しました。研修全体では12社35名の方々にご参加いただきました。ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
講師は、弊社の社内研修でも大変お世話になっている株式会社ワークスラボ代表取締役財田卓治様(マイナビパートナー講師)です。

研修は、ムビケーションスタイル(株式会社マイナビが提供する”Movie” × ”Education” × ”Simulation”の3つを融合したコンセプトの体感型研修サービス)により行われました。
これは、リアルに近い架空の職場空間を再現したドラマ仕立ての映像を視聴しながら、その職場の一員として研修に参加し、架空の職場で起こる様々な問題に個人ワーク・グループワークを通して向き合い、講義を交えて理解を深め、自身を振り返り、様々な気づきを得ることができるスタイルの研修サービスです。

研修では、現状の仕事内容を振り返り、自己の課題を明確にした上で、上司役の講師から与えられる課題にグループで取り組みながら、タイムマネジメント、報告・連絡・相談、判断力、問題解決力、巻き込み力、仮説思考力などの仕事の基本を学びました。
報告・連絡・相談の基本から学ぶことで、社会人としての基本を改めて確認する機会になったとともに、他社の社員と協力して課題に取り組むことで主体性や協調性を身につけ、予期せぬ事態に対応する問題解決能力を学び、中堅社員の役割にも通じる周りを巻き込んで仕事をする重要性を体感できる有意義な研修であったと思います。

研修中、財田講師は参加者の上司役になり、報告・連絡・相談を受けます。
上司に適切な報告・連絡・相談ができないとうまく課題を進めることができないため、スタッフの私は、「これ確認しなくて大丈夫?」、「迷ってないで早く聞いたほうが良いよ。」と言いたい気持ちをグッとこらえっぱなしでした。

課題の中で、プレゼンテーションの機会もありました。
短時間で結論を出し、納得感の高いプレゼンテーションを行うのは非常に難しいですが、皆さん上手でした。感動です。

最後の課題は、みんなを巻き込まないと進めることができません。
そこに気づくことができるか、気づいたとしても一歩踏み出すことができるか、が問われます。
初対面の方がほとんどだったと思いますが、全員が一歩踏み出し、みんなで与えられた課題に真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。

研修終了後は、交流会が行われました。
研修の感想を聞いてみましたが、「普段意識しないことを学ぶことができた」、「勉強になった」、「参加して良かった」、「色々な研修を受けたがこのような形態の研修は初めてで、刺激になった」など、ほとんどの方が研修を好意的に受け止めていました。

6月10日の管理職研修、7月1日の中堅社員研修、今回の若手社員研修をもって、今年度の人材育成事業は終了です。
3つの研修の講師を引き受けて下さいました財田様、マイナビ研修サービスのご担当者様にも感謝申し上げます。

組織で働くメンバーに必要なテクニカルな部分以外のスキル習得を目的に開催した事業ですが、研修の学びをいかに発揮できるかが重要です。

研修の学びを忘れず、組織に良い影響を与えられる人財に成長することを期待しています。

(日刊建設新聞さんに記事にしていただきました。)