皆さんこんにちは。西條祐樹です。
令和6年7月1日、東京エレクトロンホール宮城で開催された、(一社)宮城県測量設計業協会が主催する令和6年度中堅社員研修に弊社から2名が参加いたしました。(私は主催者側のスタッフとして参加しました。研修全体の参加者は11社33名。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。)
講師は、弊社の社内研修でも大変お世話になっている株式会社ワークスラボ代表取締役財田卓治様(マイナビパートナー講師)です。
研修は、ムビケーションスタイル(株式会社マイナビが提供する”Movie” × ”Education” × ”Simulation”の3つを融合したコンセプトの体感型研修サービス)により行われました。
これは、リアルに近い架空の職場空間を再現したドラマ仕立ての映像を視聴しながら、その職場の一員として研修に参加し、架空の職場で起こる様々な問題に個人ワーク・グループワークを通して向き合い、講義を交えて理解を深め、自身を振り返り、様々な気づきを得ることができるスタイルの研修サービスです。
中堅社員研修では、プレーヤーとしての傾向が強い中堅社員の映像や、後輩の支援に苦慮する先輩社員、職場で起こる様々な場面の映像を視聴し、中堅社員の役割である①上司の補佐役、②後輩の支援役、③業務の推進役など、チームの成果を最大化させる中堅社員の在り方を学び、自分自身がどの程度その役割を発揮できているかを振り返り、研修のまとめとして、自組織の問題点や解決したい課題を考え、グループで共有しました。
グループワークでは、職場環境が異なる会社の方々と意見交換や議論することになりますので、いつもと違った緊張感があったのではないかと思いますが、多様な考え方や価値観に触れることは、視野や選択肢を広げることに繋がり、これからの仕事や生活に良い影響を与えてくれると思います。
弊社参加者からは、
「研修に加え、同業他社の方々と楽しく交流出来ました。今後もこのような研修があれば積極的に参加したいです。」
「令和5年度に社内で実施した中堅社員研修を受講していましたが、今回も参加させていただきました。研修内容はほぼ同じですが、他社との交流が私にとって一番プラスになると感じています。業界が同じ分、経験したエピソードに共感することも多く、楽しい時間を過ごせました。初対面の方と限られた時間の中で、いかに会話を弾ませることができるかは仕事に直結すると感じているので、このような研修を受講することで、更に自身のコミュニケーション能力を磨けるので良い経験をさせていただきました。」
と、ポジティブな感想をいただいています。
研修の中で、中堅社員に対する上司・後輩・同僚・他部署の期待を考える場面がありました。
協会員の年齢構成からすると、50代・60代に比べて若手・中堅社員層が少ないこともあり、上司からの期待は沢山の意見があった一方で、後輩・同僚・他部署からの期待が少ない結果となりました。普段上司と一緒に仕事をする場面が多いことが想像できます。
財田さんによれば、このワークでは、どの業界でも大体同じように上司からの期待に対する意見が多くあげられるようです。日本の人口バランスに起因しているのかもしれませんね。(スタートアップ企業などはまた違うのかもしれませんが)
ちなみに、このワークの結果を中堅社員の3つの役割に分解すると、以下のようになります。左下が周囲から寄せられる期待、右下が期待を3つの役割に分解した結果です。(資料は令和5年度の中堅社員研修の事業報告です)
研修終了後は、交流会が行われました。
普段、他の会社の方と会食する機会はそれほど多くないと思いますが、皆さんすぐに打ち解け、交流を深める良いキッカケになったと思います。
7月5日には若手社員研修が予定されています。
またスタッフとして参加しますので、レポートしたいと思います。