労働基準法が改正され、政府は働き方改革を推進しております。
大企業では、本日から時間外労働時間の上限規制が適用になるなど、外部環境の変化に対応する必要があります。人材確保が特に難しい地方の企業は、“働くということ”について、改めて本気で考えなければならないと感じます。
弊社では、就業規則及び付属規程を全面改定、あるいは制定し、本日より運用を開始いたします。
- 改定分
- 就業規則、賃金規程、出張旅費規程、慶弔見舞金規程、育児休業に関する規程、介護休業等に関する規程、看護休暇規程、退職金規程
- 制定分
- 嘱託社員就業規程、パートタイム社員就業規程、テレワーク勤務規程
去る3月2日、全社員を対象に就業規則改定の説明会を開催し、14日には従業員代表から意見書をいただき、時間外労働等の協定と合わせて労働基準監督署への届出を行いました。
私は、働き方改革を、“働き方に対する意識改革”、“働き方のルール作り”と捉えています。
今回の就業規則等の改訂により、働き方のルールを整理し直しました。今後は、どのように運用するか、“働き方に対する意識改革”の部分を社員一同模索しながら、より良い職場環境の構築を目指して取り組んでまいります。
就業環境改善の一環として、数年前から文書による通知を徹底しております。主な効果としては、口頭よりも理解が深まる、認識のズレが少ないなどがあげられます。文書を作成する時点で、自分の考えを整理することにも役立ちます。説明責任と言う言葉がありますが、そんな重い感覚ではなく、自分の考えを的確に相手に伝える手段の一つとして始めました(原稿なしで話をするのが得意ではないという理由もあります。)。今後もこれを継続し、認識を共有しながら共に仕事をしていきたいと思います。
2019年4月1日
Draw a map of the Future
未来の地図を描く
株式会社西條設計コンサルタント
代表取締役社長 西條祐樹