宮崎県講演のご報告

　平成28年10月26日、(一社)全国測量設計業協会連合会九州地区協議会の平成28年度経営協議会において、弊社代表取締役社長西條祐樹が東日本大震災の経験をお伝えする機会をいただき、特別講演の講師((一社)宮城県測量設計業協会からの派遣)を務めさせていただきました。

　九州地区協議会では、昭和59年から毎年九州7県の持ち回りで経営協議会を開催しており、今年の当番県は宮崎県でした。

　(一社)宮崎県測量設計業協会は平成25年9月に宮城県を訪れ、被災地の復旧・復興状況の視察と、(一社)宮城県測量設計業協会との意見交換会を行っており、平成26年10月には、別団体が主催する情報交流会への講師派遣依頼があり、弊社代表取締役社長が講師を務めさせていただいております。そういったご縁があり、今年度の経営協議会特別講演講師の派遣依頼がありました。

　今年度の経営協議会は統一テーマを、「大規模災害への対応をあらためて考える」とし、九州地方の過去の自然災害を振り返り、その問題点や課題を抽出し、各県測協が意見交換を行い、今後の九州地区協議会の活動方針等を議論するものでした。

　平成28年4月には熊本地震が発生し、熊本県・大分県を中心に甚大な被害が発生しております。また、九州地方は台風の通り道で、度々豪雨災害に見舞われ、離島や火山を抱えるという地域性を有しています。東北地方とはまた違った環境で防災・減災への取り組みや、災害対応の現状を学ぶ機会となりました。

　お世話になりました九州各県のみなさまに感謝申し上げます。

　東日本大震災を経験した1人として、震災の記憶の伝承、防災・減災意識の向上、危機管理などに貢献して参ります。