平成28年8月30日から9月2日にかけまして、公益社団法人農業農村工学会の全国大会講演会が、宮城県仙台市青葉区のホテル法華クラブ仙台及びハーネル仙台にて開催されました。
大会3日目の9月1日、弊社が遂行中である業務において実施した取り組みの発表を行いました。弊社では昨年UAVを導入し、俯瞰写真(斜め写真)の撮影や、撮影した写真から三次元データを作成する取り組み、三次元データを利用した土量算出などを行っています。今回の取り組みは、宮城県東部地方振興事務所様からご発注頂いた業務にて実施したもので、同事務所様と連名で発表させていただきました。取り組みの実施に当たり、ご協力をいただきました皆様方、本当にありがとうございました。
UAVを用いた空中写真測量は、適切な飛行計画等を行うことで、高精度かつ高密度な測量成果を得ることができます。また、地上測量に比して外業期間の短縮やコスト低減にも効果を発揮する場合もあります。
三次元データは様々な場面で活用することができますが、特に初期段階で三次元データを取得することで、任意あるいは指定測線の断面図を作成できる特徴を活かした複数パターンの細部検討が可能となり、検討精度の向上や作業の効率化・迅速化を図ることができます。簡易オルソ画像や三次元モデルは、合意形成等のための説明用資料、あるいは机上における現場把握資料等にも活用でき、有用な成果となります。
施工段階では、三次元データを用いた盛土管理等への活用が期待できるなど、設計・施工等の建設生産工程の各段階で利活用可能な数値データは、事業全体の効率化に資する成果となります。
弊社では、今後もこういった取り組みを推進して参ります。
My TOPICS
不定期で、会社のこと、仕事のことなど様々な情報を発信しています。是非、ご覧下さい。